用途
* 接着剤:コイルとフェライトコアの接着、電子部品全般の接着
*ポッテング材
硬化前の性状
主成分
|
エポキシ樹脂
|
|
外観
|
目視
|
黒色ペースト状
|
粘度
|
JIS K 6833 BH型回転粘度計 mPa・s
|
35,000
|
チクソ比
|
2rpm/20rpm
|
5.8
|
比重
|
JIS K 6833 比重カップ法25℃
|
1.15
|
硬化物の物性
硬度
|
JIS K 7215 ショアー D
|
25℃
|
|
70
|
吸水率
|
2時間煮沸
|
|
%
|
+3.0
|
ガラス転移点
|
TMA法
|
|
℃
|
50
|
熱膨張係数
|
TMA法
|
Tg以下
|
/℃
|
1.07×10-4
|
|
|
Tg以上
|
/℃
|
2.43×10-4
|
硬化収縮率
|
水中置換法
|
|
%
|
0.5
|
引張剪断接着強度
|
JIS K 6850
|
引張速度
|
10mm/min
|
|
|
|
鉄/鉄
|
MPa
|
22
|
|
|
SUS/SUS
|
MPa
|
2
|
剥離強度
|
JIS K 6854
|
引張速度
|
100mm/min
|
|
|
|
鉄/鉄
|
N/25mm
|
20
|
絶縁破壊電圧
|
JIS K 6911
|
|
KV/mm
|
16
|
硬化方法
製品約 0.1g を厚み1mm となるように鉄板に塗布し、下記の硬化条件に示した温度及び時間にて硬化させる。
硬化条件(表面硬化、タックフリーによる確認)
加熱温度 硬化時間
100℃ × 120 分
110℃ × 60 分
120℃ × 30 分
160℃ × 10 分
*加熱による硬化速度は、ワークの熱容量によって異なります。
梱包形態
内容量 1kg
容器 金属容器
梱包単位 1kg 10 本 ダンボール箱入れ
保存方法
10℃以下の冷蔵庫に保存して下さい。尚、ご使用の際は製品を室温に放置し元の性状に戻してからご使用下さい。
注意:冷蔵した製品を元の性状に戻す際、40℃以上のお湯に浸さないで下さい。
取り扱い上の注意
一般的な取り扱い
* 硬化速度は温度、ワークの熱容量により異なります。
* 長期間保存した場合、硬化剤が沈殿することがあります。その場合、撹拌・脱泡をしてから
ご使用下さい。
暴露防止及び保護措置
* 皮膚に付着した場合、体質によって炎症を起こすことがあります。皮膚に付着した場合は
直ちにウエス等で拭き取り、石鹸水で洗浄して下さい。
* 目に入った場合は直ちに水で洗浄後、医師の診察を受けて下さい。
* 刺激臭がありますので、臭気を吸い込まないようにして下さい。取り扱い作業所及び硬化
設備には局所排気を行って下さい。
製品の用途
*工業用途向け商品です。個人、ご家庭内でのご使用は避けて下さい。
* 加熱硬化による接着用以外では使用しないで下さい。
* 医療品、食品に接する箇所には使用しないで下さい。
保管
* 容器を日光の当る場所及び40℃以上の温度の高い場所に保存すると硬化することがあり
ます。硬化時に熱が発生し、容器の破損や、有機ガスが発生します。10℃以下の冷蔵庫
に保存して下さい。
* 異なる容器で使用した場合は、残りがあっても元の容器に戻さないで下さい。
廃棄
* 廃棄するときは容器を密閉して産業廃棄物として処理して下さい。
その他の情報
* 消防法の危険物第4類第4石油類に該当します。火気のある場所では使用しないで下さい。
* 本製品を**に取り扱いくださるよう、製品**データシートをご参照下さい。
注意
本技術資料の記載内容は当社規定の試験によるデータ、各種資料に基づき作成しております。
記載内容は信頼できるものですが、当社規定外の試験方法により生じる結果、誤った使用方法
によって生じる事故については責任を負いかねます。御採用にあたっては本製品の使用目的、
使用箇所、用法に適した**対策をご検討された上、貴社の試験にてご判定の程お願いします。
尚、記載内容は情報提供であり、品質保証をするものではありません。